こんにちは。
今回はfootballistaを読んで、特集されたいた「プレー原則」から自分が考えたことをまとめました。(知識と現時点での自分自身の考えの忘備録として)
ゲームモデルの必要性
ゲームモデルについては、それこそきちんと勉強をしたわけではなく、いろんな所での文献や記事、本などから得た知識と現場での経験からの知見となってしまいますが、やはり必要であると感じています。
これを構成する要素として、理想のサッカー、国またはチームの文化と歴史、選手、システム、フォーメーション、目標などがあります。
例えば僕個人が現在担当しているカテゴリーにゲームモデルをつくるとしても、所属クラブのこれまでの歴史、フィロソフィー、目標などを考慮する必要ができてきます。
そのため一個人で決定することができないようなものであると今は考えています。(僕がクラブのオーナーもしくはメッソド部門などの責任者などそこに全権を有していれば別なのかもしれませんが…)
難しいことなのですが、サッカー指導、日々のトレーニングの質を上げる(何のためにかといえば選手とクラブのため)ことにつながると思います。
目指すべきものの一致
これまで僕自身、トレーニングの作り方はM-T-Mの考え方をベースに、選手たちの能力、実力、理解力からサッカーの原理原則を理解させていくTRを主に行ってきました。
やはり目の前の子たちのレベルによるところが大きいと感じています。
「サッカーはこういうスポーツだから、こうやったの方がより効率的にサッカーの目的(ゴールを奪う、ボールを奪う、ゴールを守る)を達成することができるよ」
大雑把にまとめるとこういったアプローチをとっていると思います。
ただ3年間今のチームの中学生を見てきた中で、そのことにピンとこない子もたくさんいたように感じます。
ゲームモデルをふまえた上でのTRの構築は、
「このチームはこのようなサッカーをする。こんなサッカーを目指している。これを大事にしている。だからこっちのプレーをチョイスしていこう。」
とした方がある種、選手にはわかりやすいのではないかという視点を持つようになりました。
ゲームモデルに沿ったTRを構築して選手に理解してもらいながらTRすることで、選手たちと僕自身が目指すべき指標(ゲームモデルによる目指すサッカー)が一致し、そのサッカーに今近づいているのか、それとも遠ざかっているのか、お互いに振り返ることができるようになるなのではないのかなと感じます。
目の前の子たちにどうアウトプットするか
問題はゲームモデルをつくった上でそれをどう選手たちにアウトプットしていくのか。この部分はただひたすらに、指導者としての僕自身の課題であり、仕事です。
TRメニューの構築からその落とし込み方法、伝える言葉、伝え方。
まだ×100、何もわかっちゃいない頭でっかちな男なのですが、その瞬間瞬間で選手たちに変化を起こさせる、変化させていくためにできることを模索し続けないといけないです。
最近いろんな事から心が折れかけていますが…笑
指導者としての基準
別にサッカーだけに限った話ではないですが、日本が世界と比べて見たときに、非常に遅れているといったことは、サッカーを知らない人でもなんとなくイメージできるのではないでしょうか。
その一つに「指導者養成」が遅れていると言われます。すごく乱暴かもしれないですが、日本人指導者の知識、勉強、実践不足かと僕自身をみて感じます。
もちろん、海外で勉強したものそのまま日本に持ち帰って来て、日本という国で日本人に対して提供しても、先のゲームモデルと同じで、きちんと効果は得られないというのは、推測でしかないですが、そう思います。
ただ、海外のそれを知っているのと知らないのとでは、違いは大きいかと。
要は、指導者としてのレベルの基準を世界と比べた時に引き上げないといけないと。
それは日本サッカーの未来のために。
そして、これからを生きていくサッカー指導者として。
それなしには国単位で見てのマンネリズムになってしまうのかなと思います。
この先の理想へ
とは言え、今いるクラブでそれを実践しようとしても冒頭で述べたように、ハード面としての難しい部分も確かに存在しております。
そしてそれらを評価してくれる体制もこの国にはまだまだ整っていません。
保守的ではない、新しく斬新なものというのは結果として見える化がされないとどうしても共感してくれる人が増えないです。
日本のこれからも続いていくサッカーの歴史の中で、こんなことをしていた時代もあったなと後の人たちが思ってくれることを信じて、今の時代に生きる人たちは、難しくも良くすることにトライし続けていかないといけないと思います。
今の時代があるのも先人の方達がトライ&エラーを繰り返しながら、投げ出さずに続けてくれたおかげです。
まとまりが全くないですが、とにかく目の前のことに全力で取り組むことを続けていく他ないので、また引き続き頑張ります!
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