こんにちは!
今回はTRメニューになります。
U-12の練習で行った1vs1です。サイドでの相手を抜くドリブル(特にカットイン〜シュート)のテーマでのプランニングにおけるTRでしたが、ルールを工夫すれば低学年〜高校年代まで対応できるものではないのかなと思います。
方法
- 3m × 3m
- 守備からのパスでスタート
- 攻撃は縦ラインor横(中央レーン)へドリブル突破からシュート
- 守備は赤エリア内のみ奪える。攻撃がエリアを出たら守備はしない。
この日のTRのルールはこのような感じで行いました。
テーマや年齢に応じて変化させるというのであれば、守備の制限はなく、攻撃にはエリア外は2タッチや1タッチという制限にすればより素早いカットイン〜シュートにフォーカスが当てられると思います。(ゴールと1vs1エリアの距離も状況に応じて変える)
また発展としてこの1vs1に+攻撃と守備を1枚ずつエリア外に加えた「2vs2+GK」のオーガナイズだとドリブルで相手をかわした後の選択肢をシュートとパスに増えせる(状況に応じてボールホルダーが選択する)ようになります。
POINT
- 守備の背後のスペース(縦突破)or横(カットイン)の選択
- 抜くドリブルの技術フォーカス
→角度とスピードの変化 - 時間をかけないで勝負する
→サイドの1vs1の局面なので素早く突破を図る - シュートをするためのボールを運び方、置く位置
所感
抜くドリブルがテーマであったので、そこの技術にまずはフォーカスをあてて、抜くときの角度や相手に目線で逆をとること、スピードの緩急をつけることを主にこのセッションでは伝えました。
1vs1のTRは以前の記事でも書いたと思うのですが、より年齢が低くなるほど頻繁かつ重要なTRになるかと思います。小学生の年代ではボールを持ったらある程度奪われない自信と相手と駆け引きをする余裕くらいは持ち合わせながらプレーをしてほしいなと選手たちを見ながらよく考えます。
全てが1vs1で勝負しようというわけでは決してないので、このTRの設定でも相手のコートのサイドでの1vs1の練習だよと、”いつ”このドリブルを使うことによってゴールを奪うことができるのかということを選手が理解することが大事になってくると思います。
まだまだ良い指導、良い指導者には程遠いので毎日少しずつ研鑽していきます。
本年もどうぞよろしくお願い致します!
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