こんにちは。
先日所属クラブのU-15(中学3年生)の選手たちの卒団を行いました。
このクラブで初めて担当した学年であり、3年間本当に指導者としても一人の人間としても一緒に成長をさせてもらいました。
当日は絶対に泣かないだろうと思っていたのですが(3年間めちゃくちゃ苦労したので…笑)、
後輩の子達の手紙や本人たちが涙ぐむ姿をきてうるっときてしまいました…(涙)
本気でやる
この学年はTRの時からいつも話をしていたのが「本気でやろう」ということでした。
よく言われている昔からあるような理不尽でスパルタな指導をしようとは全く思っていませんが(選手から見たらそうなっているのかもしれないが(・・;) )、やはり本気で取り組まないと成長はしないと思います。
サッカーへ対する想いやその周囲の環境、チームのスタンス、関わっている仲間など色々なことに影響を受けることでもありますが、やはり全力で取り組むことを13歳から15歳の年代の中で経験するかしないかは社会に出た時に大きく差がでてくると思います。
どんどん社会はものすごいスピードで変化していく中で、いろんな方達がおっしゃっていますが、これからは自分自身で考えて選択肢を見つけて行動をしていくことが求められています。
「分析」「決断」「実行」
そのなかでこれからは物事を観察し分析し決断し実行する力が、とても重要になると感じます。
サッカーの指導でも現象の分析・改善をすることが指導の基本です。
選手目線では、プレーする際には「認識・分析・決断、そして実行」の流れでサッカーをプレーしています。
話がそれてしまいましたが、なぜ本気で目の前のことに取り組んでほしいのかというとサッカーと同じで社会とはトライ&エラーの連続であると思うからです。
まだ中学生でもいずれは世の中に飛び込んで自分の足で自分の道を進んで行かなくてはいけないです。
そうなった時に、10代での経験や価値観、考え方、習慣というのは、アイデンティティーを形つくる上でとても重要であると感じます。
その一つとして、自分の好きでやっているサッカーを通してそのことも学んでいって欲しいと考えていますし、選手たちにも何となくでもいいので分かってもらいたいと感じています。
大人になっても変わらない
選手たちに言っていることの半分以上は、僕ら大人にも当てはまります。
むしろ指導者として選手たちにはその背中を見せ続けることが責任でもあるのかもしれないです。
この子たちがふらっと帰ってきた時に恥ずかしくない姿を見せられるように日々精進しようと思いました。
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