こんにちは!
今回もTRメニューの紹介となります。
社会人チームの練習で実施したもので、この日のテーマは『ライン間を活用したオープニング』でした。
主に自陣からのビルドアップ時の改善を目的としたプランニングでにおけるTRになります。
今回のTRは僕が1から考案したものではなく、JFAのNTC U-14のメニューを参考にしたものになります。
●方法
- 25m × 18m
- コーチ配球
- 攻撃は逆のグリットにボールを運ぶことを目指す
- 2人ずつのセパレイト、ボールと逆側の攻撃はタブゾーンで受けてもOK
- フリーマン2タッチ以内
【OPTION】
- 展開後のパス本数制限
- フリーマン減らす
●ポイント
- 守備4枚の位置の認知→どこにスペースがあるのか
- ライン間の活用→1st守備ラインを越える
- パスラインを作るドリブル
●所感
サイズ間は悪くない印象。フリーマン2人は簡単かなと想定し、あまりに守備が奪えなければ1人にすることも考えましたが、この日はやらせたい事の反復回数を考えると適当だったのかなという印象です。
ボールを保持しながら前進方法を選択していく中で、OFFの立ち位置を考えること、守備のプレッシング具合によってONの運ぶドリブルで相手を動かすことを獲得させたいセッションでした。
一回のTRでこちらが求めていることを理解してもらうこと、それをできる様にすること、それをいつ使って、いつ使わないのかを選択して実行できるまでもっていければ良いなと考えます。
フリーマンが1番後ろでプレーすることがありましたが、2タッチしかできないフリーマンが後ろにいると、守備が引いた時(ボールにアタックしてこない)にドリブルで運ぶことができませんし、パスラインを作るためにボールを動かすことも難しいので、フリーマンはなるべく中盤でボールを受けるように伝えました。
このような現象が出てくることは想定できていませんでした。ただTR中に修正はできたと思います。プランニングする際に、どんなことが起こるのか?の想定をよりできる様になっていくことが実力が上がっている一つの指標かと思いますので、日々精進します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!