原点に帰ってみると自分のことが少し理解できるようになった気がした話

こんにちは!
前回からまた日が空いてしまい、もう新学期が始まって2週目に突入してしまいました…

と、この記事を書き始めて、気がついたらもう5月…。

どんどん時間は流れていくので、流されないようにきちんと足を踏み進めていく新年度にしたいと感じます。


今回は3月に所属クラブで行われた新年度に向けてのキックオフmtgから考えたことを残したいと思います。

この会のグループセッションの一幕で『プロフェッショナルとは?』について話し合うという時間がありました。

みなさんはこちらのお題を聞いてパッとどんなワードが浮かんでくるでしょうか。

今回はこのセッションをしている時に自分がなぜ指導者を始めたのかという原点を思い返したら、自分が大事にしていることが少し理解できたなという勝手な記録になります。

早速ですが、僕の『プロフェッショナルとは?』の答えは、自分以外の誰よりも価値を出せる人と言語化をしました。

このフレーズだけでは自分が考える答えに対してまだまだ粗があるという印象で、結論、この問いを一言でまとめることはできないと思いました。

みなさんご存知、このお題といえば!で浮かんでくるテレビ番組が僕はめちゃくちゃ好きで、あのBGMが流れながらその回の主役の方の「答え」をいつも楽しみに観ています。番組にと登場するプロたちの答えも本当に千差万別です。それぞれの職業目線が強かったり、ご自身の生き様みたいなものであったり、どんな仕事にも当てはまることであったりと本当に様々なのがすごく面白くて大好きです。

僕らのグループセッションでも様々な答えが聞けてすごく面白かったです。

『価値を生み出せる人』

『対価を払える人』

『お金が発生したらプロフェッショナル』

『現状に満足せずに改善し続ける人』

『学び続ける人』

これらのフレーズを見ると指導者の集団が連想するプロフェッショナル像の印象がすごく強くなと感じました。対価や自分を磨き続けるといった内容が多かったです。
価値というワードもたくさん聞かれて、その価値をどのように捉えるのかでもまた見え方が変わってきて面白いなと思いました。ざっと考えると、価値とは、お金・他(者)との比較・第三者(世間)の評価とかに分けられるのかなと。

そこで僕の話に戻らせていただきますが、僕は『自分以外の人よりも価値を出せる人がプロフェッショナル』だと定義づけていました。

他人と自分を比べてみてどうなのかという考え方はプロフェッショナルとは何かの答えなんかではなくて、僕が指導者の在り方といて考えることなのだと思います。目の前の選手、グループ、チームを僕が指導した時に、僕以外の誰かが指導する時よりも良いものを提供したい。

これが僕の指導者としての原点なのだなと気づきが繋がりました。



ここからは僕の指導者の経歴の話もあわせてになります。

サッカーコーチを初めてしたのは大学生の時で、当時の僕は体育の教職課程を受けていました。

将来は先生になるのだろうなと思った時に、何か人に教える現場に立ちたいと思い始めたのがスタートになります。

大学ではコーチング学のゼミに所属していたのも指導者を始める大きなきっかけになりました。

ゼミは大学3年から始まり、その中で実際に現場で指導しないと分からないことが多いなとも感じて3年生の夏ぐらいからサッカースクールのコーチとして子どもたちにサッカーを教え始めました。

当時はスポーツ指導をロジカルに考えようとしていて、根拠に基づいた理論や手法で良い指導とは何だろうかということをすごく考えていました。

ざっくり言うと、僕が教えた時と違う人が教えた時で子どもたちの上達に差が出ることを目指していました。

卒業の論文でもそのようなことをテーマにしたので、この期間は当時の自分にしてみればたくさんの本や論文を読んで、ゼミの先生から物凄いダメ出しを頂きながら(笑)、少しずつ指導とは何かの答えに辿り着こうと、もがき続ける貴重な時間となりました。

当時の若造なりに考え方が整理をされてきて、ひょっとしたら指導者が出来ることは手取り足取り教えることではなくて、子どもたちに「気づき」を与えることしかできないのでは?

そもそも受動的ではなく自発的に選手たちは上達していくのではないか。

大学生のまだ指導とは何ぞやも分からない若造が偉そうに分かった気になった論文には、そのようなことを書いた記憶があります。

なので今思い返せばこれが、僕の指導者としての「原点」になるのかなと思います。


指導者を志しキャリアをスタートさせたと言うよりかは、

どうやったら目の前の子どもたちの能力を引き出すことができるのだろうか。そのためにはどのようなコーチングが必要なのか。

を考えていくうちに気がついたら指導にハマっていき、サッカー指導の奥深さに魅了されていき、今日に至っているというのが僕のこれまでであり、そのことから僕は指導者として育てたい、上手くしたいという想いが土台にあるのかなと考えました。

と言うどうでもいい話でした。笑

どうでもいい割に中身のないただ長い文章になってしまうのが、まだまだです。


皆様もなにかご自身の原点とは何だっけと思い返してみると、そこに自分が根底で大事にしていたことが見つかってくるかもしれません。

引き続き研鑽して精進します。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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