こんにちは!
今回はU-10のTRで行ったメニューを書きたいと思います。
縦パスをテーマにプランニングしたTR1のメニューになります。対象はU-10。コートの大きさは約18×18(フットサルコート半面ほど)でした。
方法
「2vs2+2ターゲット+2」
- 4ゴール
- コーチ配球
- シュートゾーン(ターゲットにパスしたらシュート可)
- シュートゾーンライン上のみ移動可のラインDF
- ターゲットはシュート不可
- ラインDFはカットのみ(サーバーとしては使えない)カットしたらFPの味方にパス
POINT
- ボールホルダーのボールを置く位置
→常に縦パスができる持ち方 - ダイレクトプレーの活用
→2人の関わりで縦パスを入れるプレーパターンの活用 - ターゲットの受けるタイミング
→いつ、どこに動き出すのか
所感
最初は2vs2の2ターゲットのみ(ライン上DFはなし)で行い縦パスの現象を反復することを狙ったですが、想定では簡単にターゲットに縦パスが入るとふんでいた中、思ったよりも苦戦するシーンが多く出ていました。その後に発展でラインDFとターゲットを1人にして、シュートゾーンのターゲットが簡単にボールを受けられないオーガナイズの中、出し手と受け手がパスのタイミングを図る状況をつくりゲームに近づけていきました。
TRを行う際に同じオーガナイズであっても、当たり前ですが、それを行う選手たちによって起きてくる現象は違ってきます。簡単すぎる場合もあれば、難しすぎる場合もある。それ以前にこちらの設定したルールの理解をするのに時間がかかってしまうケースもあるあるです。(これは僕の説明が悪いことが原因の時が多いのですが…笑)
とにかくやってみないと分からない!というのがTRのリアルであると思うので、指導者にはその状況に応じた『調整力』がすごく求められます。調整したはいいがやりたいことからずれてしまったりとテーマとの整合性がなされていないパターンもあるあるなので気をつけたいなと。
今回このTRをやってみて、他のテーマでも使えるなと思ったり、選手たちはこの程度のルールなら理解できる、これくらいのオーガナイズなら問題なく取り組めるなどのそのTRから次につなげられる気づきを得ていくことも重要です。分析して課題を見つけるだけでは、良い指導者とはいえません。
指導とは必ず改善とセットであり、課題は解決方法とセットである必要があります。
「ここができていないよね」と言うのは簡単で、できていないことを見つけるのは誰でもできることだと僕はいつも考えるようにしています。できていない部分をできるようにさせるには、何をどのようにすればいいのか?をより具体的に。そしてそれを実際にやって成功(改善)させることができるのが本物のプロの指導者であると僕自身は考えています。
まだまだその領域に達していなく、先は長いのですが、それができる指導者を目指して日々、勉強と研鑽を繰り返していきたいと思います!
また上手くまとまらないちぐはぐな文章になってしまっている…
ここも改善しなければ…
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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