【指導者】サッカー以外に興味を持つこと

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こんにちは!

前回のブログでサッカー本以外の今までとは少し異なるジャンルの本を紹介させてもらいました。

このブログでビジネス本を紹介するのを少し悩んだのですが、サッカーだけでなく指導者として誰かのために役立つという本来の大きな目的を考えたときに良いものを発信することは間違っていないのではないかなと考え紹介させてもらいました。

(元々このブログにそんなきちんとした決まりみたいなものはなく、勝手に自由気ままに運営しているものでもあるので笑)

これまでサッカー関連の本をこちらで紹介させてもらっていました。

ただ、僕が普段読んでいる本のすべてがサッカー関連本ではなくその他のジャンルの本も読んでいます。(読むスピードはすごく遅く、ここを改善していきたい…!)

むしろここ3年ほどでサッカー関連の本ではなく、いわゆるビジネス本や世の中の知識を得るような本を読むことが多くなってきました。

サッカー以外のことに

現在僕はサッカーの指導者としてご飯を食べており、それが本業になっています。

大学を卒業しサッカー指導者として社会人をスタートしてからの約3年ほどの期間は、本当にサッカー関連の本しか読んでいませんでした。

休みの日は近所のカフェにいってサッカーの技術書であったり、海外の監督を取り上げた本であったり、サッカー雑誌を読んでいました。


すべてはサッカーの「指導力」をあげるため。


当時同じクラブで働く先輩指導者の方と自分を比較したときに、圧倒的に知識も経験も少ないと感じ、これはやばいところに来てしまったぞ、とその時はなかなか必死にサッカーの勉強していました。(ちょっと懐かしいなと思えるくらいの日が経ちました…)

サッカーの指導力を上げるために、できるだけ情報(知識)を得てそれを現場に還元していく。

本で得たインプットを現場にアウトプットしていく。それの繰り返しによって、自分の指導者としての力は上がっていくのだと思っていました。

ひとりの社会人として評価されているのか?

そんな中そのクラブを辞めて次のクラブで働くようになってから、だんだんと僕の中で考え方が変わるようになってきました。

サッカーコーチである前に、一人の社会人であること。
一人の社会人である前に一人の人間であること。

なんかカッコつけた言い方になってしまいましたが、自分の中でこのような考えが出始めてきました。

サッカーコーチとして、小学生や中学生の前に立ちます。それと同時にその保護者の方の前では一人の社会人として前に立っています。

子供たちは、保護者たちは、そして世間からはどんな風に、僕自身は見られているのか・・・


サッカー以外の部分でも果たして信頼をおいてもらえているのか。

そもそも信頼をおいてもらえるような人間とは何なのか。

サッカー以外で価値がある、魅力のある、ひとりの社会人として評価されているのか。


そんなことを考える様になりました。
(これは成長?だったのかもしれません笑)

育成年代の指導者の魅力とは?

サッカーのことしか知らないし分からない。
今の世の中で起きていることやこれまでの歴史を知らない。
サッカー以外のさまざまなジャンルのことについては何も知らない。


そんな指導者が果たして目の前にいる無限の可能性をもった子供達を指導するときに何を教えることができるのか。
また、大人へと向かっていく中で良い方向へと導いてあげるための器があるのか。


サッカーしか知らない一辺倒に凝り固まっている人間に面白みもなく、幅も深さも無い、もしかしたらとてもつまらない人間なのかもしれないと考えるようになりました。

僕自身、自分のことを面白い人間(笑いとかではなく)なのかと考えたことはなく、子供達に自分はどう映っているのかと考えたこともありませんでした。


もしかしたら幼児や小学生の子くらいまでは惹きつけることはできるのかもしれませんが、中学生以降の子たちになれば、そりゃこっちを向いてもらうことはできませんよね。

いくら知識や選手よりも上の年齢で経験があっても、魅力がないと話を本当の意味で(聞かされているのではなく)聞いてはくれない。

指導しながらそう感じるようになりました。

指導者である前にひとりの人間

繰り返しになりますが、指導者も一人の大人であり、世間から見ればただの一社会人です。

指導の現場で選手たちの前に立っているとそのことが頭から離れてしまい、
自分自身が唯一の正解であり、正しい存在であると知らずのうちになってしまっていることが多いのだと思います。

人に何かを伝える(指導する)立場の側にまわるとそうなりがちで勘違いをしてしまう。

自分では気づかないうちにそんな自分になってしまっている。
もしくは選手たちなどの周囲からそう思われてしまうような存在になってしまっているのかもしれないです。

というか指導者はそのようになりがちであり、おそらく、すべての方がそのようなことと隣り合わせにあるのではないのかなと感じます。



また話が収集つかなくなってきました・・・

無理やりまとめる(話を戻す笑)と、
サッカー以外のことにも目を向けることが結果としてサッカーの指導にもつながっていき、
選手たちにも間違いなくプラスの還元となると感じます。

僕もそのことに気づいてから少し(ほんの少しだと思いますが・・・)指導の時の言い方や伝え方、選手への見方に幅ができたように感じます。

先日の僕のツイートなんですが、これではないのかなとスッとおりてきました。



何事も地道に日々勉強と研鑽を続けていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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