先日初めてzoomを使ったオンライン飲み会を行いました!
思っていたよりも楽しかったです!(お酒の力もありますが笑)
参加していたのは学校の先生や指導者として活動している人が多い会で、コロナ後のスポーツについての話をみんなで考える瞬間がありました。
人と話す機会が減ってきている中、良い刺激をもらったのと色々と自分自身考えることがありましたので、ブログに書き残しておこうと思います。
収束後のスポーツは変わるのか
今の緊急事態宣言があけた後、まだコロナへのワクチンや特効薬がない状態で、徐々にこの外出自粛状態から経済が動き始めていくことになると思います。そんな中で学校における体育や僕らのようなスポーツに携わる人たちもスポーツを再開していくことになります。
「終息」ではなく「収束」としたのは、終息(完全になくなる)よりも先に収束(事態が落ち着いてくる)した状態が訪れるからです。
ただそこに待っているのはコロナ以前と同じスポーツではなく、「感染する」ことに対してギリギリのラインで、細心の注意の払うような状態でも行えるような、かたちの変わったスポーツを強いられることになるのではないでしょうか。
サッカーでいうなら、ハーフタイムの選手たちが集まったミーティングができないというようなことから始まり、もしかするとマスクを必ず着用しなければならないというようなことが起きてくるかもしれません。
サッカーはまだ足でボールを扱うことが多いスポーツですが、バスケットボールや柔道など室内で他者との接触が多いスポーツの再開は、正直、なかなか想像できないできないです。
これまでのスポーツは?
人類はこれまで何度も感染症と戦ってきました。
その過去から現在に至るまでに、感染症によって一つのスポーツそのものが変わってしまったということは、(きちんと調べてはいませんが)無いのではないのかと思います。
約100年前にパンデミックを起こしたスペイン風邪の際に、サッカーやその他のスポーツはすでにこの世にありました。そして今も尚そのスポーツたちは存在し続けています。
そう考えるとスポーツの根本は不変であるのかなと僕は考えていたのですが、飲み会にいたある人が100年前と現在のスポーツであきらかに違うことは、スポーツが経済と結びついてしまっていることだと話していました。
それは僕が見えていなかったというか、持っていなかった全く違うところからの視点で、「なるほどなぁ〜」というハッとした気づきをもらいました。
この100年の間で、スポーツへ対しての新たな視点が加わり、今までは薄かった経済と結びつけた時に生まれる価値が、この数十年でのスポーツへの評価を新たに変えることになりました。
浅い知識なので明言はできないですが、スポーツマネジメント、スポーツマーケティングなど「スポーツ〇〇学」といった学問もここ数十年の間に確立され始めた分野であるそうです。
そんな中で起きた今回のコロナで、まだ見たことのない大きな変化がスポーツ界に訪れることになってもおかしくはないなと感じました。
トンネル期間
先にも話したようにこのコロナ収束期間がどの程度続くのかはわかりません。
そのため僕らスポーツに携わる人たちはいつコロナが終息するのかをあれこれ考えても仕方ないと思います。天気や災害といっしょで、僕らにとってはどうすることもできないことです。(コロナに尽力されている医療従事者の方や研究者の方ではなく、一般のスポーツ関係者という意味です)
これまでのスポーツに何かしらの制限や規制をかけられながらスポーツを行う期間を”トンネル”だなと僕は勝手に例えたのですが、この長いのか短いのかも分からないトンネルをどう進んでいくのかを考えることが大切なのかなと思います。
また、この自粛期間もトンネル期間であり、僕らはオンラインでつながりながら形を変えて、一応はスポーツを行なっていることになります。(身体を動かすレベルにとどまっているのかもしれないですが)
コロナが終息して以前のスポーツが行えるような状態に戻るまで、僕らスポーツ指導者は変化に順応しながら、臨機応変にスポーツと関わることになるのではないのかなと。
そのトンネル期間をどう乗り越えていくのか。
いろんな人とアイデアを出し合いながらスポーツ界は考えていかないといけないことになるのかなと思います。
スポーツの本質とその価値
そしてその一つとして僕らが考えなければいけないのは、スポーツの本質や価値をもう一度考え、見直すということはのではないのかなと思います。
なぜ僕らはスポーツをするのか。
僕らをスポーツに夢中にさせているものは何なのか。
スポーツはなぜ素晴らしいのか。
スポーツを通して何を伝えたいのか。
スポーツの素晴らしさとは何か。
だんだんまた哲学的になってきてしまいましたが・・笑
スポーツの世界も転換点
コロナの後には間違いなく、これまで制限されていた分、たくさんの人がスポーツをすることになると思います。スポーツによって身体を動かす喜びや気持ち良さであったり、他の人とのふれあいの場としてスポーツを楽しむことがとても期待されます。
僕自身もその瞬間をすごく楽しみにしている一人です!
しかしその一方で、僕らスポーツを生業とする者にとってはトンネルであった期間の内に様々な面で影響を受けたスポーツの世界は、これまでとは違いとても厳しい(試練の多いような)世界となっている可能性もあります。
もしかするともう一踏ん張りをしなければいけない期間を迎えることとなるかもしれません。
その時にこれまでとは違う視点を持ちながらも、それでもスポーツの価値や本質を見失わずに行動していくことができるのかどうか。
抽象的で予測的な話になってしまいましたが、スポーツだけでなく世の中の大きな変換点であることは間違いありません。
今できることを考えながらも、ストレスをためずに過ごしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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